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ゲームジャム高梁2016(10/22-23)をふりかえる

 昨年に「ゲームジャム高梁2015」を岡山県高梁市で開催して,地元および県外からの参加者を集める新たなゲームジャムを実現できました.そして今年も高梁市の官学民の皆さんにゲームジャム高梁2016開催を受け入れていただきました.

【今回の新しい試み】

 参加案内ウェブサイトは岡山Unity勉強会(https://okayamaunity.doorkeeper.jp/events/52420),運営は中四国ゲームジャム実行委員会の協力により,会場は高梁市の吉備国際大学です.今回のゲームジャム高梁2016では,終日会場で開発できるようになり,中四国地方初となる「夜間に会場が閉まらないゲームジャム」が開設されました.これはゲームジャム高梁の理念に賛同して会場責任者をつとめていただいた吉備国際大学の教職員の方々のおかげです.

 さらに今年の新たな試みとして,初日午後には一般公開シンポジウム「地方から発信するゲームとアニメ」が開かれ,ゲームジャム運営スタッフがパネリストとして参加しました.このシンポジウムは以下の各地のクリエイターがあつまるサミットでした.

ゲームジャムがこうしたサミットと同時開催されることで,メディアを超えた新世界の可能性をみることができました.

【ゲーム開発】

 さてゲームジャム高梁2016には,23人の学生を含む開発者が県内外から参加し,その他にスタッフとして岡山Unity勉強会から2名,吉備国際大学のボランティア数名が,土曜9時から日曜5時までの終日開催を行いました.開発者は5-6人ずつ4チームに分かれ,各チームに社会人が一人以上参加する構成でした.

 ゲームジャム高梁2016のテーマは地元代表から提案された「生まれる」で,「にわとりの卵」といったアイデアが重なるのではないかとも危惧されましたが,まさかのゾンビゲームまで登場して,4チームがアイデアを競いあいました.完成した作品はウェブサイト(http://www.gamestudy.jp/moodle/course/index.php?categoryid=8)でダウンロードできます(ゲームジャム高梁2016のページに進むには「ゲストとしてログイン」を選んでください).

 ゲームジャム高梁ではゲーム展示にも力をいれており,今年もゲームジャム参加者による作品の開発版が展示されました.その中にはBitSummit出展作品,パブリッシャーからの英語版販売が予定されているインディーゲーム,レトロゲームの開発イベント「GBJam5」(http://www.moguragames.com/entry/gb-jam5-freegame-result/)で世界第2位となった作品もありました.ゲームジャム会場見学に訪れた大人も子供も,ゲーム開発の現場を見るだけでなく,開発継続中のゲームに触れたことは大きな刺激になるでしょう.

 また会場では,今年度のゲームジャムはこれで終わらず,11月下旬のVRゲームジャム,1月のGlobal Game Jamでも岡山会場を準備中であることがアナウンスされました.また次のゲームジャムでお会いできるのを楽しみにしています.

参考リンク:

- ゲームジャム高梁が開催されました(http://kiui.jp/pc/info/topics/777/)

- シンポジウム「地方から発信するゲームとアニメ~高梁から『世界』にアニメを発信!」が開始されました(http://kiui.jp/pc/info/topics/775/)

- ゲームジャム高梁2016まとめ (http://togetter.com/li/1039942)

近日開催予定のゲームジャム

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